デトックス的 環境ホルモン

人間には、水と食物繊維の力で説明したような代謝機能が備わっています。この代謝機能をコントロールしているのが、神経と内分泌です。
内分泌は、内分泌腺とそこから分泌されるホルモンによって成り立っています。
ホルモンは体中のさまざまな臓器が正常に機能する為に無くてはならない物質です。

環境ホルモンとは、環境中にあり、体内に取り込まれてあたかも本物のホルモンのように働いたり、撹乱させる化学物質のことです。(内分泌撹乱物質)

代表的なものは、ダイオキシン・DDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)・PCB(ポリ塩化ビフェニル)等で、ごく微量でも体内に取り込まれれば大きな影響をもたらします。

環境ホルモンは、肝臓で分解や代謝されにくく、脂溶性(脂分にとけやすい)なので、細胞膜を通過できてしまします。

これらが、生殖器官などに進入すると、ホルモンバランスをくずし、悪影響がでると考えられています。
男性ならば、精子数の減少、奇形精子、運動量の低下など、女性の場合はもっと深刻で、卵巣に悪影響をもたらします。
不妊、生理不順、子宮内膜症、卵巣のう腫、骨そしょう症、更年期障害などが指摘されています。

ベトナム戦争でアメリカ軍が使用した枯葉剤の合成時の副産物としてできたダイオキシン。
この影響で、生まれてきた子供にはいろんな影響が出てきました。
記憶に新しい事件では、2004年12月、ウクライナの大統領候補のユシチェンコ氏が、ダイオキシンを食事に盛られて無残な顔になってしまったという事件がありました。

時代と共に、認知され減少傾向にある環境ホルモンですが、安全性・毒性共に更なる解明に期待したいです。


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