デトックス的 体に悪い油

脂質(脂肪)についての詳しい話は、体に良い油で書きましたが、ここではデトックス的視点から体に悪影響をもたらす加工油脂についてお話します。

昔の植物油は、原料の菜種やゴマを圧縮して絞るだけの製法で
作られていました。
しかし、現在では原料の大豆やトウモロコシなどをすり潰し、酸化防止の為に120〜210度の高温・高圧で触媒としてニッケルや銅を使い、
水素ガスを反応させるのです。
ほとんど工業製品のような製造方法で作られています。

本来、天然の植物性油脂は善玉である「シス型脂肪酸」というもので酸化しやすい性質があります。
しかし、水素添加により悪玉の「トランス型脂肪酸」に変化してしまいます。

デトックス的視点から特に危険なのは、マーガリンです。植物性が強調され、一見健康志向なようですが、本来常温で液体である不飽和脂肪(植物性油)に、水素を添加してバター様の固体に変化させています。
動物性の油脂(飽和脂肪)は悪玉コレステロール値を上げます。
しかし、マーガリンは悪玉コレステロールを上げるだけではなく、善玉コレステロールを下げてしまいます。
これは、飽和脂肪でもしません。

さらに、トランス型脂肪酸は、発ガン性が報告されており、
マーガリンはドイツでは、製造禁止です。
欧米諸国では、表示義務を法令化している国もありますが、
日本では、見送られています。

スーパーなどで売られている大手メーカーの食用油にも
トランス型脂肪酸は含まれています。
それも欧米の基準を上回る量で・・・
具体的には、1.0%〜2.4%ですが、欧米基準は0.1%以下です。

購入する場合は、水素添加をしていないものや、トランス型脂肪酸が含まれていないものを選びたいですが、ラベルには多分その単語すら書いてないでしょう・・・

食用油なら一番しぼりとか、オリーブ油ならエクストラバージンのものなど、製法で選ぶのも良いかもしれません。

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